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あんなにキライなダンナさんとの二人目ちゃん〜産後クライシス〜

【乗り越えたのか??産後クライシス】

 

わたしは、それなりにママ友づきあいをしています。

本当に気さくに話ができて仲良くしているのは、5本の指に収まるぐらいですが、昔からの外面の良さで、そこそこに挨拶をする程度のお友達や幼稚園の世間話をするようなお友達もいて、まぁママ友環境には満足してます。

 

わたしの住む地域でも、子育て支援センター*1によるママさん達の交流の場なんかがあって、3年前に引っ越してきた時には、あまりに周囲のことが分からなくてなんとなく参加してみたりもしました。

 

その時に知り合ったひとりのママさんは、わたしの当時1歳半になるむすめよりも1つ年下の、生後半年近くのおとこのこを連れていました。

お互いに子どもはひとり。

 

なんとなく意気投合して、一緒にお茶をすることになりました。

その時の会話がかなりわたしには結構な衝撃でした。

 

 

”夫に触られるのが嫌で嫌でたまらない。”

 

 

わたしは、最近になって初めて<産後クライシス>という言葉を知りました。

たまたま実家にふらりと帰省していた時に、母がかかさず見ているNHK朝ドラの続きで「あさイチ」の特集を見て、完全同意はできないけれど、なんとなく理解できるって感じつつ、そういえばあのママは完全に産後クライシスな状態だったんだと、その時初めてつながったんです。

 

産後クライシス…それは、わたしも多少は感じてたのかもしれません。そういえば、4歳半になるむすめが生まれてしばらくした頃、かなり夫に対してもイライラしていたし、触られたくないとまでは思っていなかったけれど、夫から言われたのは

 

”スキンシップ嫌がるようになったよなぁ”

 

自分では気づいてない程度だったけれど、相手がそう感じるような雰囲気やら空気やらを醸し出してたんでしょうね。

 

産後クライシス」(さんごクライシス)は、出産を契機として夫婦仲が悪化する現象を指す表現。従来、もっぱら母親側の問題として「育児ノイローゼ」、「産後ブルー」などと捉えられてきた問題を、夫婦の関係や、社会的背景の中で捉え直す言葉として、2012年9月にNHKのテレビ番組『あさイチ』の中で提唱され[1]、反響を呼んだ言葉である[2]2013年11月には、この語を標題とした書籍2冊が相次いで出版され、改めて雑誌記事やネット上でも話題として取り上げられた。

 

産後クライシスの主な原因としては、出産後の妻が、子育てや家事への夫の関与について、強く不満を抱くことになりやすいことが指摘されている[3]岡野あつこは、2010年ころから育児を厭わない「イクメン」が広く認知されるようになったことが、妻側の不満をます原因になっているとも指摘している[4]

Wikipediaより引用。

 

偶然見ていたあさイチが、ブームの火付け役だったとは知りませんでした。

 

確かにダンナさんが手伝ってくれないことが不満でそれが爆発しちゃってというのが多いのかもしれませんが、妻から夫への期待度によって変わるようにも思います。

 

 

Chillの勝手に判断タイム。

 

<もともと家事とか苦手でなんでも任せっぱなしのダンナさんの場合>

それこそ本人が長男みたいなもんだから、あんまり期待していなくって、なにか気まぐれで手伝ってくれると、ふーんそういうの一応できるんだーとは思える。でも、ホント子どもだねアンタと、ますますこどもっぽく思える。

 

<育児とか任せとけって言いながらあんまりやらないダンナさんの場合>

確かに時々やってくれてるけど、ほとんどやってないし、やってくれたとしてもそこじゃないんだよねという妻側の要望と、オレ結構やってるよねという夫の満足感がずれてる感じ。言えばいいんだけど、本人満足してるしなんか言えずにイライラためちゃう。

 

<これできないわーと、やることとやらないことがハッキリしているダンナさんの場合>

多少ムカつくときもあるけど、諦めが始めっからついてるから、まぁそこそこ満足できる。でもたまには状況みて手伝ってみようとか思わないのかねとか思ったりする。

 

 <やるやるーと言いながらやるのが遅くて結局わたしかよってなるダンナさんの場合>

だいぶムカつく。そして後になって、”ごめんごめん今やろうと思ってたんやけど”みたいなことを言われて更に腹が立つ。優先順位的に、あかちゃんや子どもは待ったなしなことがあると言っても、楽観的に”だってさー”なんて言っちゃったりすると、上乗せで腹が立つ。

 

<オレがやるからさ。っとか、外出先とか人前でやたらいうダンナさんの場合>

え、普段はこっちから言わないと気づかないのにこういう時は出来るわけ?と、やってくれても腹がたつ。なら、普段からやってよと、普段けっこうやってくれていても、人前で一回でもやったことを普段やらないと、”ええかっこしいなやつめ”という烙印を押す。

 

<なんでもやってくれるダンナさんの場合>

ありがたくて足向けて寝れません。でも、なんかパパーって感じでオトコっぽさは感じなくなったよね。うん、なんかパパって感じ。

 

 

・・・ 結局、やってくれてもやってくれなくても腹立つ部分はあるわけです。そもそも完璧なんてぜーーったいにあり得ないですからね。

 

自分だけのことなら、”まぁ自分がやればいいことなんだけど”ってなるんですが、子どものこととなると、思ってる以上に手間がかかって大変だったり、急を要したり、そもそも二人の子どもだろーって不公平に感じたりしてしまうんです。

 

これ解決するためには、わたしは会話するしかないと思ってます。

 

どうしてほしいか、どうしたいか、何ができて、何ができないか、どう思ってるか。。。話をして余計にこじれたーとかってのもあるかもしれませんが、それぞれが思ってることを表現しあってお互いがそれを知るだけでも、何らかの進展があるはずです。

 

もしかしたらそれは、もうこの人無理だわという悲しい結末になっちゃうかもしれないですが、それでも有耶無耶のままイライラばっかり溜まって精神崩壊しちゃったりはしません。

 

どんなに仲良くなんでも話せる夫婦でも、言いにくいことってのは誰しもあります。でも、やっぱり大事なのは会話ですね。夫婦だからこそ、あうんで誤魔化してたらダメだとわたしは思います。

 

 

さてさて、話を最初の方にぽーんと戻しまして、ダンナさんに触られるのも嫌だと言っていたあのママ友さんは、その後どうなったのかと言いますと。。。

 

しばらく連絡を取らずにいた間に、公園でばったりと会いました。

胸に二人目のおとこのあかちゃんを抱っこして。

そしてなんとも言えない笑顔で、”まさかのふたりめー”と。

 

産後クライシス乗り越えての二人目なのか?

はたまた兄弟いないと淋しいから長男のためにグッとこらえての二人目なのか?

 

はてさて。本意は分かりませんけども、産後クライシスってのがあるってことを男性陣は知っていて損はないですね、きっと。

 

ただ、産後クライシスにならないようにーーー!!と必死になっても、なるときゃなりますしね、これまたきっと。

そもそも育児を手伝うかどうかだけじゃなくて、出産というのは精神面的にも肉体的にもいろんな変化ってのがあるわけですから、生理的に嫌に感じる時期ってのもあるようです。避けたくても避けれないっていう恐ろしい状況もありうるってことですね。。。

 

今まさに奥さんに冷たくされてるかって男性は、しばし自分の行動を振り返ってもらって、あの行動まずかったなと思いあたることがあれば、”ごめんなさい。おれが悪かった”と会話をきりだしてみてください。

奥さんの内心を知れるチャンスを作ってみてください。

 

”今さら遅いわっ”と、どうか言われませんように。

 

 

では、またねっ。 

 

 

 

*1:子育て支援センターは、厚生労働省の通達に基づく施設で、地域全体で子育てを支援する基板形成を目的とし、子育て家庭の支援活動の企画や調整・実施を担当する職員を配置したり、子育て家庭などにたいする育児不安についての相談始動、また子育てサークルなどへの支援等を行っている。